※富士フィルムHPよりお借りしています。
近年では若い女性の間で人気になっている写ルンです。
今やスマートフォンで写真を撮るの当たり前の時代ですが、何故か人気がある。そもそも『うつるんです』と読んでいたのに今は『シャルンです』と呼ばれている。
アラフィフ世代の私からは「写ルンです」が再燃されていることも不思議な感じでした。
今回はこの「写ルンです」再燃の訳と「シャルンです」と呼ばれる要因について調べてみました。
写ルンですはどうして再燃した?
1986年に発売が開始された「写ルンです」。2012年に大幅な生産縮小が行われて、現在は「シンプルエース」の1タイプのみが販売されています。
若い女性に人気の訳はまず、「エモい」・「彼女感」という二つのワードから出てきたようです。
エモいというワードはなんとも言い表せない素敵な気持ちになった時に使う言葉でこのエモいを演出するためのコンテンツがノスタルジックな写真が撮れるフィルムであったようです。
そして、彼女感というワードも「写ルンです」を持った白石麻衣の彼女感動画が話題になったようにフィルム×自然体が「彼女感」を演出できると人気になっている要因として挙げられます。
写ルンですの魅力って?
※富士フィルムHPよりお借りしています。
アナログカメラはまずフィルム代がかかるし、撮った写真をその場ですぐ確認できないし、現像&プリント代はもちろん時間もかかっちゃうし、、はたして「写ルンです」の何が良いんでしょうか?
今の時代デジタルで良くない? と考えちゃうわけですがレトロな質感で、撮ってすぐに写真を見られないことによる一手間というポイントが、逆にうけているようですね。
現像してみるまでわからないのが楽しいし、それだけに思いのほか良く撮れたときの喜びも大きいと感じる。また、モノとして残るので人にあげると喜ばれることも良いです。
又、写真の枚数が限られている緊張感や、撮った後すぐに確認できないワクワク感も魅力とも。どちらにしても一手間かかっていることで感動体験を生んでいるようです。
まとめ
インスタを見ているとモデルの子や、おしゃれに対してこだわりの強い子が愛用している感じです。
『写ルンです』で撮るだけでなんとなく80〜90年代っぽい雰囲気も出るし、今のデジカメのような修正が簡単にはできません。そういうところが逆に新しいものとしてとらえられているんだなぁと思いました。
ですが、本体と現像代で2000円となるとJKにはかなりお小遣いを圧迫するイバラの道です。でも日常をワンランク上のものに昇華できるこのツールは持っておきたい1品になるんですね!
そんなオシャレ女子の必須ツールとして呼び名も『シャルンです』になったんだろうと推測されます。
日常のなんてことない風景も、「写ルンです」(シャルンです)を通せばどことなくエモくて特別なものになるんですね。
結局、アナログ文化の再興のように見えて実はデジタルとの融合で起きたとも言える『写ルンです』の再燃と読み方。撮った写真はスマホに画像を移し、インスタグラムにもアップできるため、やはり若者との相性は◎。
新しい読み方で新しいものができたような気持ちになります(*^^*)
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